ベッドの処分で、こんなお悩みはありませんか?
- 2階以上で階段しかないので、ベッドを運び出せない
- ロフトベッドなので解体からする必要がある
- 引っ越しまでに/仕事の都合で早く処分したい
- なるべくお金をかけずにベッドを処分したい
- ベッド以外にも沢山不用品がある
- まだ新しくてキレイなので売れると思う
引っ越し&不用品回収のプロがお答えします!
引越しや買い換えでベッドを処分する場合、処分方法に悩まれる方は少なくないでしょう。
ベッドは大きくて重いので、家の外まで運び出すのがそもそも難しいからです。
「どんな処分方法があるのか」「どれくらい費用がかかるのか」「詳しく知ってできるだけ安い方法を選びたい」このような方に向けて、この記事では引っ越し&不用品回収業界で20年以上の経験を持つ筆者が、ベッドの処分方法や費用の相場、方法ごとのメリットやデメリットをご紹介します。手軽にベッドを処分するために、ぜひ最後までご覧ください。
ベッドってどうやって処分するの?
ベッドと一口に言っても、様々な形状があります。収納ベッド、二段ベッド、ロフトベッド、ソファベッド、ローベッド、介護用電動ベッドなど、20種類程度はあります。そして、どのベッドを処分するにしても大きくて重いため、通常のゴミのようには簡単に捨てることができません。
ベッドを処分するには様々な方法がありますが、手間や労力、安全性を考えると、プロの業者に依頼するのが一番無難で現実的です。
不慣れな素人が自分たちで解体や運び出しをしようとすると、ケガやギックリ腰に繋がりやすいですし、きちんと養生を行わないと部屋や建物に傷をつけてしまう恐れが高いからです。
実際、プロの業者であっても、扉や階段の曲がり角付近にぶつけることがありますし、ロフトベッドなどを自分で解体しようとして、順序を間違えて大怪我をしたお客様も過去にいらっしゃったからです。
ベッドの捨て方は8つ!
ベッドの具体的な処分方法をご紹介していきましょう。
どの処分方法にもそれぞれメリットとデメリットがあります。
買い替えであれば購入店舗に、引っ越しであれば引っ越し屋さんに回収してもらうのが一番手間なく便利です。
それ以外の場合は、いくつかの選択肢を比較検討することになります。費用のことを考えると、売却できれば一番良いですが、高級ブランドや人気ブランドで状態の良いものでなければ、売れる見込みはほとんどありません。
また、なるべくお金をかけずに処分しようとして、自分がケガをしたり、建物や車を傷つけてしまったら本末転倒です。
長年の現場経験をもとに、こうした注意点や検討する際のポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。
買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう
メリット | 自分でベッドを運ぶ必要がない 処分に手間がかからない |
デメリット | サービスを受けられる店舗、商品が限られる エリアによっては対象外になる 費用がかかる、割高になるケースがある |
ベッドを新しく買い替える際、古いベッドを購入店に引き取ってもらえる場合があります。
ニトリの「家具の引き取りサービス」
・料金・・・1回の配送につき4,400円(税込)
・条件・・・買った商品と同数量、もしくは同容量までの物
無印良品の「不用品の引き取り」サービス
・料金・・・3,000円(税込)×個数
・条件・・・注文した商品と「同種」かつ「同数」
費用がかかる場合が多く、複数の条件がつくサービスです。費用を抑えて処分したいのであれば、サービスを利用する前にほかの処分方法と比較する方がいいでしょう。
引っ越し業者に回収してもらう
メリット | 処分に手間がかからない 自分で運ぶ必要がない |
デメリット | 追加費用がかかる 対応していない業者もある |
引越しとともにベッドを処分する場合、一番手間がかからず、スムーズに処分できる方法といえるでしょう。ただし対応していない業者も多いですし、無料ではなく追加費用がかかる点も注意してください。料金については業者のホームページやチラシで確認するか、見積りの時に相談してみると安心です。
また、繁忙期は業者によってサービス内容が変わる可能性もあります。普段は不用品の回収をしている業者が、繁忙期は回収サービスを行わないケースもありますので、事前の確認を忘れないようにしましょう。
自治体に粗大ごみとして回収してもらう
メリット | 処分費用が抑えられる(税金で補填されているため) |
デメリット | 手続きが必要 家の外まで自分でベッドを出さなければならない 自分の都合のいい日時を指定できない |
自治体に粗大ごみとして回収してもらう方法は、比較的安くベッドを処分できる方法です。費用や回収方法、予約の仕方は自治体によって詳細が異なるため、お住まいの自治体に確認してください。
例えば名古屋市ではベッドのサイズによる違いはなく、3段ベッドでも費用は同じです。
・ベッド・・・1,500円
・スプリングマットレス・・・1,000円
・低反発・磁気・エアー・ウォーターマットレス・・・500円
・ジェルマットレス・・・500円
マットレスの種類によって費用が変わる点に注意しましょう。
一方、北名古屋市などでは品目による違いはなく、1個1,000円で1回につき出せるごみは10個までと設定されています。
ゴミ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう
メリット | 費用を抑えられる |
デメリット | 家庭の乗用車では運搬が難しく、トラックなどを借りる必要がある 自治体によっては一般の持ち込みを受け付けていない 自分でベッドをゴミ処理場まで持っていかなければならない |
自治体のゴミ処理施設に自分で持ち込むと、粗大ごみとして回収してもらうより、費用を抑えられる傾向があります。
なかには自分で持ち込んでも費用が変わらない自治体や、持ち込めるゴミのサイズが決まっている自治体もあるので、事前に確認しましょう。
また、ゴミ処理施設へ持ち込む場合は自分でベッドを家から出すほかに、施設まで運搬する必要があります。ベッドを運搬するためのトラックなどを借りる必要も出てくるため、その分費用がかかる点にも注意してください。
自分で解体してゴミに出す
メリット | 処分費用がかからない 手続きなどが不要 |
デメリット | ベッドやマットレスは解体、切断にかなりの労力がかかる 材質によっては家庭で切断するのが難しい ゴミ捨ての日時を指定できない |
自分でベッドを解体して分別しゴミの日に出せば、費用をかけずに処分できます。気をつけなければならない点としては、ゴミ出しのルールが自治体によって異なることです。ゴミの日に出せるサイズが明確に決まっている自治体の場合、それ以上のサイズは回収してもらえません。
例えば、名古屋市は「30センチ角を超えるものは粗大ごみ」と指定されています。一方で長久手市では「市指定のもえるごみ、もえないごみ収拾袋に入らないものは粗大ごみ」としているため、自治体ごとに確認が必要です。
ベッドは大きなパーツが多いので、指定のサイズに収まるよう細かく切らなければならず、かなりの労力が必要に。また、フレームだけでなくマットレスもスプリングとウレタンは別々にしなければいけませんし、スプリングもサイズによっては切る必要があります。
ベッドは何でできている?
可燃ごみや不燃ごみとして出す場合、解体したベッドをのこぎりなどで細かく切断し、素材ごとに分けて捨てなければなりません。
ベッドを購入する際は、見た目の雰囲気や大きさ、寝心地などで選び、素材を意識する機会は少ないでしょう。ただし、ベッドを処分する際に最も重要なのは素材です。
ベッドフレーム素材 | マットレスの素材 |
---|---|
・木 ・レザー ・ファブリック ・鉄・スチール(金属) | ・綿 ・スプリング ・ウレタン ・ラテックス |
ベッドフレームの素材は上記のほかに、フレームを固定するための金具、ライト付のベッドであれば照明器具やコードなどが含まれます。
また、マットレスは種類が豊富で、使われている素材もさまざまです。一目で素材が分かりにくいものもあるので、自分で分別して処分するのは、かなり煩雑で苦労するかもしれません。
リサイクルショップに買い取ってもらう
メリット | 売れたら収入になる 処分に費用がかからない 出張買取をしてくれる店もある |
デメリット | 買取してもらえないケースも多い |
ベッドの状態が良ければ、リサイクルショップに買い取ってもらえば費用がかからないどころか、臨時収入なります。出張買取サービスを利用すれば、店舗まで運ぶ手間も省けます。
ただし、ベッドは保管場所をとるので買取自体していない店も多いです。マットレス付のベッドは使用する上で肌が直接触れるため、衛生面から買取を断られることも。また、ニトリやイケアなどであれば、そもそもの価格が安いため、「新品で買った方が良い」となりやすいのも、買取が少ない理由です。
状態が悪いと買取してもらえないことが多く、無駄に手間だけがかかる可能性もあります。
なお、グループ内に買取専門チームを持つラッコスなら、フランスベッド、シモンズ、ACTUS(アクタス)などのセミダブル以上のベッドは高価買取の対象です。無印良品、ニトリ、IKEAのベッドも状態次第で買取可能ですので、お気軽にご相談下さい。
メルカリやヤフオク!で売る
メリット | 売れたら収入になる 自分で価格設定ができる |
デメリット | 売れるまでに時間がかかることが多い(そもそも売れる保証がない) 出品作業、やりとり、梱包、搬出の手間がかかる 送料がかかる 買取相手とトラブルになるリスクもある |
ベッドの処分費用を抑えつつ、可能な限りお金に換えたい場合、メルカリやヤフオク!を利用する方法もあります。自分で価格が設定できるため、「状態の良さに自信がある」「人気のあるブランドのベッドである」といった場合は高く売れるかもしれません。
しかし、必ず売れる保証はなく、いつ売れるかも分からないため、処分までに時間がかかる場合もあります。梱包や搬出の手間や費用もかかるため、それに見合うだけの利益が得られるかを検討するようにしましょう。
ちなみに、ヤマト運輸の「らくらく家財宅配便」を利用して、シングルベッドを愛知県内から同県内へ届けた場合、16,555円(税込)の送料がかかります。
不用品回収業者に引き取ってもらう
メリット | 自分の都合に合わせて日時を指定できる 自分で搬出しなくていい 他の不用品もまとめて回収してくれる |
デメリット | 悪徳業者への注意が必要 費用がかかる |
不用品回収業者は費用がかかるものの、日時の指定ができる、搬出の手間がかからないなど、手軽にベッドを処分したい方にとっては利用しやすい方法です。特に自分だけでベッドを搬出するのが難しい方にとって、自宅まで回収に来て、搬出もしてくれる嬉しいサービスといえるでしょう。
不用品回収業者に引き取ってもらう方法のデメリットは、業者選びを慎重に行わないとトラブルになる可能性がある点です。
実績を確認するなどして、信用できる業者を選ぶようにしましょう。
悪徳回収業者にご注意下さい!
不用品回収業者のなかには、次のようなトラブルにつながる悪徳回収業者も存在します。
悪徳回収業者の特徴を挙げていきましょう。
・無料/格安回収のはずが、あとから高額な料金を請求される
・回収した品物を不法投棄する
このようなトラブルに巻き込まれないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
トラブルを回避するためにも次のような点を確認すると安心です。
いきなり申し込むのが不安な方は、無料の電話/メール見積りや出張見積りを利用し、納得してから申し込むようにしましょう。
引越しに伴うベッドの処分ならラッコスへ
ベッドの処分には様々な方法がありますが・・・
引っ越しに伴うベッドの処分ならラッコスにお任せください!
ベッドはもちろん、「ベッド以外にもたくさん不用品がある」といった時は、まとめて処分できるため、分別や運び出しの手間がなく、一気にお得に処分できます。
さらに、目利きのスキルや再販するための販路が豊富にある為、フランスベッド、シモンズ、ACTUSなどのベッドは高価買取対象です。
引っ越し、不用品回収、買取、ゴミ屋敷の片付けまで、各専門チームがあるため、ワンストップで全てお任せ頂け、仲介料がない分、お値打ちです。処分にお困りの際は、ぜひラッコスへお気軽にご相談ください。