【プロが告白】 本棚を手間なく処分する方法8選。 手軽/無料の方法も

本棚
目次

大きい本棚の処分で、こんなお悩みはありませんか?

  • 本棚が大きくて処分するのに困る
  • 運び出しからお願いできるところはないかな?
  • 部屋が狭いから早く処分したい
  • 仕事で忙しくて引っ越しまでに処分する時間がない
  • 大きい本棚の処分方法が分からない

引っ越し&不用品回収のプロがお答えします!

使わなくなった本棚は、部屋の中にあるだけで圧迫感が感じられるので、早く捨てたいですよね。小さいサイズでも一人で運び出すのは難しいですが、大型の本棚ともなると動かすのも一苦労です。そのため、処分できずに部屋に置いたままになっている方も少なくないでしょう。

この記事では、引っ越し&不用品回収業界で20年以上の経験を持つ筆者が、本棚の処分に困っている方のために、手間なく手軽に処分できる方法をご紹介します。

本棚の捨て方は8つ!

本棚の捨て方には、実は8つの方法があります。

1. 自分で解体してゴミに出す
2. 自治体に粗大ごみとして回収してもらう
3. ゴミ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう
4. 買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう
5. リサイクルショップに買い取ってもらう
6. メルカリやヤフオク!で売る
7. 引っ越し業者に回収してもらう
8. 不用品回収業者に回収してもらう

8つの特徴について、それぞれ解説していきます。ご自分の状況に合った捨てやすい方法を見つけて、本棚を処分してください。

自分で解体してゴミに出す

本棚
メリット費用がかからない(無料)
デメリット解体するのが大変(手間も時間もかかる)
ケガをする危険性がある
細かく分別して、それぞれ指定日にゴミ出しする必要がある

DIYが得意な方や、手間や時間がかかっても支出を抑えたい方の場合、ご自身で解体して家庭ごみとして出す、という方法があります。

例えば名古屋市では、一辺が30cmを超えるものが粗大ゴミの対象となるため、大きさがそれ以下のものであれば、不燃ごみや可燃ごみとして捨てられます。

大きな本棚を自分で解体してゴミに出す場合、基本的には二人以上で作業をするのが望ましいです。特に木製の大きな本棚などは、一人で分解するのは危険です。必ず複数人で行い、部屋のスペースを確保したうえで行いましょう。

本棚の分解は、以下の道具で行います。
・ドライバー ・六角レンチ ・のこぎり(電動のこぎりだと楽) ・軍手

ドライバーで各部品を先に外してから、のこぎりで小さく分解していく流れです。作業工程自体はシンプルで、お金をかけずに無料で処分できるのがメリットです。しかし、大きなものを規定の大きさまで小さく解体するのはかなりの労力と時間がかかります。解体が難しいと判断した時は、無理せずほかの方法で処分しましょう。

本棚は何でできている?

家庭ごみとして処分する場合、各自治体によって、可燃ごみや不燃ごみとして捨てて良い物や、それぞれの収集日が細かく決まっています。もしも可燃ごみの日に不燃ごみを出してしまうと、近所の方から注意を受けたり、回収されずに張り紙をされてしまったりすることもあります。

そのため、処分する際は各自治体のホームページを確認し、きちんと分別してから処分するようにしましょう。

大きく分けて本棚には3種類の素材があります。

書斎にあるような本格的な本棚に使われている。大きく重量のあるものが多いため、解体をしなければ一人で運び出すのはほぼ不可能。
プラスチック安価で手に入れやすい。軽くて運びやすいのが特徴。
メタルラックスチールやアイアンなどの鉄製でできている。人気の素材。元値が高額のため、壊れておらず、状態も良ければ売れる可能性もある。

自治体に粗大ごみとして回収してもらう

メリット指定場所まで運べば回収してくれる
自治体なので安心
費用も比較的安く済む
デメリット自分で運び出す必要がある
地域によって回収日が決まっている(月1回 第3水曜日など)
収集日の7日前までに申し込みをしなければならない

本棚は、粗大ごみとして自治体に回収してもらえます。例えば、名古屋市の場合、地域ごとに月1回粗大ごみの収集日が設けられています。ご自分で家の外の指定場所まで運び出す必要はありますが、民間の業者に依頼するよりも費用は抑えられます。

名古屋市の本棚の粗大ごみ手数料

・高さ120cm未満×幅90cm未満:1,000円
・高さ120cm以上または幅90cm以上:1,500円

粗大ごみを出す場合、収集日の7日前までに申込みが必要です。名古屋市粗大ごみ受付センターのインターネット受付ならば、24時間365日いつでも申込みできます。

申込み後は、スーパー、コンビニなどの指定販売店または環境事業所で粗大ごみ納付券を購入し、氏名または受付番号を記入して粗大ごみの見やすい場所に貼ってください。収集日は地域によって異なります。

自治体に任せられるので安心感はありますが、自分で運ぶのが難しい方には向いていません。
(参考:名古屋市のホームページ

ゴミ処理施設に直接持ち込む

メリット粗大ごみ収集よりも費用が安くなる可能性がある
粗大ごみ収集よりも日時の融通がきく
デメリット自分で処理施設まで運ぶ手間と時間がかかる
処理施設の受付・搬入時間が限られている

粗大ごみ収集日に合わせてゴミ出しするのが難しい方は、ご自分でゴミ処理施設へ持ち込むことも可能です。例えば名古屋市で直接持ち込む場合、10kgごとに200円の処理手数料なので、重さによっては粗大ごみ収集よりも安くすむかもしれません。

搬入先は、環境事業所で案内を受けます。処理施設に持ち込む前に、必ずごみが発生した区の環境事業所で受付を行いましょう。受付を済ませた後、午前8時45分から午後3時40分までに、処理施設に自分で運んで搬入します。

プラスチックのものなど小さなものであれば、持ち込むのが楽です。しかし、本格的な大きさのものは車に積み込むだけでも大変です。

買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう

本棚
メリット買い替えの場合、入れ替えがスムーズで便利
デメリット引き取りを行っている店舗は限られる
有償での引き取りサービス

買い替えのタイミングで本棚を処分するなら、購入店舗で引き取ってもらえる場合があります。ニトリと無印良品では、同数量または同容量の商品を購入した場合に限り、引き取ってくれます。

引き取り料金は、以下の通りです。
・ニトリ:4,400円(税込)で引取り
・無印良品:4,000円(税込)で引取り

どちらも費用はかかりますが、新しい本棚の配送・設置時に古い本棚の引き取りまでまとめて行ってくれます。配送料金と引き取り料金が同じになっていると考えれば、お得な方法です。

リサイクルショップに買い取ってもらう

メリット処分費用がかからない
お小遣いになる
デメリット売れるか分からない
売れても二束三文のことが多い
持ち込む手間と時間がかかる
売れずに持ち帰りのことも

まだ使用できるくらい綺麗な状態の本棚ならば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。リサイクルショップに買い取ってもらえば、処分費用がかかりません。お金を得て処分できるので、ちょっとしたお小遣い稼ぎになります。

ただし、本棚によっては値段がつけられないものもあります。人気のあるメーカーのものやメタルラックなど、元が高額なものは比較的売れやすいです。しかし、それ以外の気軽に手に入るような本棚だと、「売れない」「大した金額にならない」可能性が大きいです。

お金にならなくても引き取ってもらえるお店ならば、無料で引き取ってもらえるのでお得です。しかし、リサイクルショップによっては、持ち込んでもそのまま持って帰らなければならない場合もあります。事前に確認しておくか、ネット査定できるお店を選ぶと、手間がかからず安心です。

メルカリやヤフオク!で売る

メリット自分で値付けでき
お小遣いになる
デメリット出品、やりとり、出荷の手間と時間がかかる
時間をかけても売れるとは限らない
クレームなどのトラブルのリスクもある

リサイクルショップでは値段がつかない本棚も、メルカリやヤフオクならば売れる可能性があります。メルカリやヤフオクのいいところは、自分で値段をつけて出品できるところです。出品に慣れている方ならば、言い値で購入してもらえるかもしれません。お小遣い稼ぎをしながら不用品が処分できるので、お得な方法です。

ただし、出品から購入者とのやりとり、配送まで自分で行わなくてはならないので、手間はかかります。そもそも買い手がつくかもわかりません。

そして本棚の場合、配送費用の負担が大きいのも特徴です。配送費込みで希望の値段設定にすると、通常の中古品よりも高くなってしまいがちです。ただそうなると売れる可能性は低くなるため、悩ましいところです。

また、梱包方法などに気をつけないと、配送途中で傷がついてしまい、買い手とトラブルになってしまうこともあるため、十分気をつけましょう。

引っ越し業者に回収してもらう

本棚
メリット自分で解体・運搬する必要がない
引っ越しと同時に回収してもらえるのでスムーズ
複数の業者に問い合わせる手間もかからない
デメリット不用品回収まで行っている業者は少ない
家電などしか回収していない業者もいる

引越し業者の中には、不用品回収してくれるところがあります。引っ越しのタイミングで本棚の処分を考えているならば、引越し業者にお願いするのも一つの手です。引っ越し業者に不用品の処分もお願いすれば、複数の業者に依頼する手間がかかりません。

しかし、引越し業者によって引取サービスを行っているところと、対応していないところがあります。引っ越しの依頼を検討している業者が、不用品回収サービスを行っているかどうか、事前に確認しましょう。

また、不用品回収を行うには自治体の許認可が必要なため、多くの引っ越し業者は不用品を引き取ったあと、不用品回収業者に委託する形で不用品の処分を行います。そのため、自社で回収から処分まで行える業者と比べて、費用が割高になりやすいのです。回収品目に制限があることも多いので、本棚を引き取ってもらえるかどうか事前確認が必要です。

なお、ラッコスのように、本棚だけでなく幅広い不用品の回収と買取を一社で(グループ内で)対応できる引越し業者に依頼すれば、料金も割安になりやすく、手間や時間、お金を節約できるためお得です。

不用品回収業者に引き取ってもらう

おしゃれな本棚
メリット自分で解体や運び出しする必要がない
希望の日時で回収してくれやすい
他の不用品もまとめて回収してくれる
デメリット悪徳業者が紛れている可能性があるので、業者選びに気をつける必要がある
費用がかかる

本棚を手軽に処分するなら、不用品回収業者に任せると手間なく楽ちんです。不用品回収業者なら、家の中にあるその他の不用品もまとめて回収してくれます。大きな本棚を自分で運び出す手間がなく、業者にすべて任せられるので安心です。

ただし、不用品回収業者に依頼する場合は、優良な業者かどうか確認しましょう。家庭ごみの回収に必要な「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ているかどうかや、会社の所在地、ホームページ、これまでの実績や口コミなどを確認すると良いでしょう。

悪徳回収業者にご注意下さい!

悪徳業者による不用品回収トラブルの相談が、消費者センターに毎年数多く寄せられています。
同様の被害にあわないよう、悪徳回収業者によるトラブル事例をいくつかご紹介します。

● 見積書の提示がなく/処分費などを見積に記載しておらず、後から高額請求をされる
● 勝手に自宅の品を持ち去ってしまう
● 訪問の場合は家の中に勝手に上がってくる
● 回収したものを不法投棄される

万が一不法投棄されてしまった場合、依頼者側が全く知らされていなかったとしても、依頼者も罰則を受ける可能性があります。「知らなかった」ではすまされないので、業者選びには注意しましょう。

引越しに伴う本棚の処分ならラッコスへ

本棚の処分には様々な方法がありますが・・・
引っ越しに伴う本棚の処分ならラッコスにお任せください!

本棚はもちろん、それ以外の大型家具や不用品も全部まとめてスッキリお得に回収。自治体では回収不可の家電やPCなどの粗大ごみも引き取り可能です。

さらに、小島工芸などの職人物やカリモク、unicoなどのブランド本棚は、状態が良ければ高価買取も可能。業界屈指の買取品目です。

引っ越しと同時に不用品をまるっと処分。引っ越しから不用品の回収・買取まで1社完結だから時間もお金も節約できます。処分にお困りの際は、ぜひラッコスへお気軽にご相談ください。

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監修者

白石のアバター 白石 片付け・運搬・買取のエキスパート

ラッコス 代表
REPROZホールディングス(株) 代表取締役

引越し、不用品回収・買取、ブランド家具のリユース販売、遺品整理、ゴミ屋敷片付け、空き家のまるごと処分まで。

家の「モノ」や「コト」に関わるLife Support Company、REPROZホールディングス株式会社の代表。

SDGsにもいち早く着目し、海外に向けてのリユース品の再利用や発展途上国への寄付事業を手掛けるとともに、正しいSDGsのあり方などについても発信を行っている。

不用品業界において20年以上の実績があり、全国メディアでの出演も多数。
遺品整理士の資格も保有。

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