二段ベッドの処分で、こんなお悩みはありませんか?
- スペースをとるのでとにかく早く二段ベッドを処分したい
- 自分たちでは二段ベッドを解体したり運び出せない
- 仕事が忙しくて粗大ゴミを片付ける暇がない
- 引っ越しの退去日が近いので、急いで二段ベッドを捨てたい
- 二段ベッドと学習机などをまとめて処分したい
- まだ1年ぐらいしか使っていないので、できれば買取に出したい
引っ越し&不用品回収のプロがお答えします!
「二段ベッドが場所をとっている」「運び出すのが大変でそのままになっている」など、二段ベッドの処分にお困りではありませんか?大きな家具は圧迫感がありますし、できれば早めに処分したいものです。
この記事では、引っ越し&不用品回収業界で20年以上の経験を持つ筆者が、二段ベッドの処分方法についてメリット・デメリットを含め詳しく解説します。自分で運べないとお困りの方にぴったりな方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
二段ベッドの捨て方は9つ!
二段ベッドを処分する方法として、大別すると3つの方法があります。
①無料で処分する方法
②有料で処分する方法
③買い取ってもらう方法(売却)
当然、買い取ってもらえるのであれば一番お得な選択肢になりますが、結論から言うと、二段ベッドの買取はかなり難しいのが実情です。
自分で解体したり運び出したりすることができる方、時間に余裕のある方であれば、自治体の粗大ごみ収集などを利用することで、処分費用を抑えることができます。
搬出が難しい方、他にも不用品が沢山ある方、急いでいる方などは、多少お金はかかってもプロの業者に依頼をした方が、断然手間なくスムーズです。
このように、それぞれの処分方法にはメリット・デメリットがあります。どの処分方法が良いかは、世帯や住まいの状況、優先順位によって変わってきますので、利用しやすい方法を検討してください。
買い替えであれば購入店舗に、引っ越しであれば引っ越し屋さんに回収してもらうのが一番手間なく便利です。
それ以外の場合は、いくつかの選択肢を比較検討することになります。費用のことを考えると、売却できれば一番良いですが、高級ブランドや人気ブランドで状態の良いものでなければ、売れる見込みはほとんどありません。
また、なるべくお金をかけずに処分しようとして、自分がケガをしたり、建物や車を傷つけてしまったら本末転倒です。
長年の現場経験をもとに、こうした注意点や検討する際のポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。
リサイクルショップに買い取ってもらう
メリット | 不用品が収入になる 出張買取を選べば自分で運ばなくてもよい |
デメリット | 売れるとは限らない |
もしもリサイクルショップが買い取ってくれれば、費用をかけずに処分できるうえ、臨時収入になります。
ですが、ベッドや二段ベッドは場所をとるため、買取をしていない店舗が少なくありません。マットレス付のベッドは、肌が直接触れるといった衛生的な面も考慮され、買取を断られる場合もあります。
汚れている、壊れている場合はもちろん、人気のブランドや元値が高価で状態の良いものでなければ、買取してもらえる可能性は低いでしょう。せっかく手間や労力をかけて持ち込んだのに、買い取ってもらえなかった…ということにならないよう、出張買取にも対応しているお店を選ぶと安心です。
メルカリやヤフオク!で売る
メリット | 不用品が収入になる 高値で売れる可能性がある |
デメリット | 出品の設定や顧客とのやりとりの手間 買い手がつくとは限らない 梱包が大変 送料がかかる クレームやトラブルが起きるリスク |
使わなくなった二段ベッドをできる限りお金に換えたい場合、メルカリやヤフオク!を利用する方法もあります。自分で価格設定ができるので、状態が良い、人気のあるブランドである、といった場合は高値で売れる可能性があります。
しかし、必ず買い手がつくとは限らず、いつ売れるかも分かりません。買い手がついても、梱包や搬出を自分で行わなければならない点は忘れないようにしましょう。手間や労力に見合うだけの利益が得られるか検討してください。
ヤマト運輸には「大型家具家電の輸送」サービスがあります。愛知県内での配送で、三辺の合計サイズが400cmまでで23,375円、450cmまでで30,195円かかります。料金を比較する際の参考にしてください。
自分で解体してゴミに出す
メリット | 費用を抑えられる |
デメリット | 解体に時間と体力を使う 解体時に怪我をするリスクがある 工具を買わないといけない場合も |
二段ベッドを自分で解体し、ゴミの日に出すと費用を抑えて処分できます。
しかし、自分で解体しようとしてケガをしてしまった、という話が少なくありません。特に二段ベッドのような家具は、解体する手順を間違えたり、安易な気持ちで一人で解体しようとしたりすると、ベッドの下敷きになるなどの大怪我をしてしまうリスクがあります。
また、自分で解体する場合は手間がかかり、体力を使いますので、時間と体力に余裕がある方でないとおすすめできません。
・名古屋市では、30センチ角を超えるものは粗大ゴミです。木材を可燃ゴミに出す場合は、30センチ角を超えないサイズまで切り刻まなければなりません。
・「コンセントを使う小型の電気製品」は不燃ゴミです。ベッドにライトなどが付いているものは、取り外す必要があります。
・ネジなどの金具類も可燃ゴミには出せませんので、素材ごとに分別してゴミの日に出しましょう。
ゴミのルールは自治体によって変わるため、お住まいの地域のルールを確認してください。
二段ベッドは何でできている?
二段ベッドには木製、スチール製、合板木材を使用したパネルタイプなどさまざまな種類があります。
木製のベッドであれば、床板やフレーム部分をノコギリで細かく切り分けて、ゴミ袋に収まるサイズにできれば、可燃ゴミとして出せます。金具は不燃ゴミになるので、すべて取り除く必要があります。
パネルタイプの二段ベッドは、パネルが大きいほど自分で解体するのが難しくなります。
スチール製はフレームを裁断するのが困難なため、諦めて他の方法で処分するようにしましょう。
知人や友人に譲る、ジモティーで譲る
メリット | 処分費用を抑えられる リユースになるので、もったいなくない 次の利用者に喜んでもらえる |
デメリット | 譲る相手が見つかるか分からない 自分たちで解体、梱包、(運搬)する必要がある 個人間のやり取りなのでトラブルのリスクがある |
もし周りに「中古の二段ベッドが欲しい」という人がいれば、無料で譲ることで喜んでもらえる可能性があります。
同じように、ネット上のフリマサイト「ジモティー」で、「不要になった二段ベッドを譲ります」という告知を行い、もし引き取り手がみつかれば、無料で手放すことができます。
ただし、どちらの場合も、二段ベッドの状態を詳細に伝えて誤解がないようにすることと、解体や梱包、運搬の負担をどうするかについて、事前に決めておかないと、トラブルに繋がりやすいため、気をつけましょう。
自治体に粗大ゴミとして回収してもらう
メリット | 費用を抑えられる 信頼性が高い |
デメリット | 自分で回収場所へ移動させる必要がある 回収までに時間がかかる |
自治体に粗大ゴミとして回収してもらえば費用を抑えて処分できます。また、自治体が処分してくれるので信頼性が高く、不法投棄の心配もありません。
一方、回収場所まで自分で運ばなければならないデメリットがあります。二段ベッドのような大きい家具は、家から出すだけで一苦労です。壁紙や扉、階段を傷つけてしまったり、ご自身がギックリ腰になってしまったりするリスクもあるため、慎重に検討することをおすすめします。
また、粗大ゴミの回収は予約から回収まで1週間以上かかります。回収の日時も決まっているため、仕事が忙しくて自由に動けない、引越しまでに時間がない、といった方には利用しにくいでしょう。
名古屋市の粗大ゴミ収集の概要
粗大ゴミ収集の予約方法 | 電話もしくはインターネットから予約 |
粗大ゴミの対象 | ・30センチ角を超えるもの ・家庭から排出されるもの |
二段ベッドの処分費用 | 1,500円 |
予約受付の締切日 | 収集日の7日前 |
粗大ごみの収集日 | 月に1回(地域ごとに決められた日) |
名古屋市には「なごやか収集」といったサービスがあり、高齢者や障害者で親族や近所の協力を得ることが難しい方で、ゴミや資源を所定の場所まで移動させるのが難しい場合、市の支援対象になる場合があります。
詳しくは名古屋市のホームページで確認してください。
ゴミ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう
メリット | 費用を抑えられる |
デメリット | ゴミ処理施設まで自分で運ぶ必要がある |
ゴミ処理施設に直接持ち込む場合も、費用を抑えて処分できます。自治体によっては、粗大ゴミとして回収してもらうより安くなるケースもあります。
しかし、ゴミ処理施設までは自分で運ばなくてはなりません。二段ベッドのように大きな家具は、普通乗用車に乗せるのは難しいでしょう。
トラックなどをレンタルしなければならない場合、その費用も考慮して検討してください。名古屋市でゴミ処理施設に持ち込む場合、搬入前に必ず区の環境事業所で受付をする必要があります。
さらに「可燃ゴミ」と「不燃・粗大ゴミ」に分別する必要があり、ゴミ処理施設を複数回ることもありえます。
可燃ゴミ | 不燃・粗大ゴミ |
---|---|
・猪子石工場(千種区) ・富田工場(中川区) ・鳴海工場(緑区) | ・大江破砕工場(港区) ・愛岐処分場(岐阜県多治見市) |
受付時間は施設によって異なるので、事前に確認しましょう。
料金は10キログラムごと200円で、支払いは現金です。
買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう
メリット | ベッドの入れ替えがスムーズにできる |
デメリット | 費用がかかる 利用するには条件がある |
ベッドを新しく買い替えるのであれば、購入店舗の引き取りサービスを利用する方法もあります。新しいベッドが届くと同時に使っていたベッドを処分できるので、入れ替えがスムーズです。
引き取りサービスを行っている店舗には、次のようなところがあります。
ニトリ「家具の引き取りサービス」
・料金:1回の配送につき4,400円(税込)
・条件:買った商品と同数量、もしくは同容量までの物
無印良品「不用品の引き取り」サービス
・料金:3,000円(税込)×個数
・条件:注文した商品と「同種」かつ「同数」
サービスを利用するには費用がかかる場合が多く、複数の条件がつきます。費用を抑えて処分したいのであれば、ほかの処分方法と比較してから利用を決めるとよいでしょう。
引越し業者に回収してもらう
メリット | 引っ越しのタイミングで不用品が処分できる 自分で運ぶ必要がなく、手間がかからない ほかの不用品も一緒に引き取ってもらえる 買取に対応している業者もある |
デメリット | 費用がかかる 引っ越し業者によっては回収サービスを行っていない |
引っ越し業者によっては、引っ越しの際に不用品を回収するサービスがあります。引っ越しのタイミングで不用品が処分できれば、新居での生活がスムーズに始められるでしょう。
サービスの有無、料金、条件は業者によって異なりますので、見積り時に確認するのがおすすめです。チラシやホームページに情報を記載している場合もあります。繁忙期はサービスを行っていない、といった業者もありますので、事前確認を忘れないようにしましょう。
なお、引っ越し業者の中にはラッコスのように、不用品の回収だけでなく買取も行っている業者があります。こうした業者を選べば、引っ越しの準備で忙しい時に、様々な業者に問合せたり、分別・処分にあれこれ迷ったりする必要がなく、時間もお金も節約できるためおすすめです。
不用品回収業者に引き取ってもらう
メリット | 手間がかからない 自分の都合に合わせて引き取ってもらえる 自分で運ぶ必要がない ほかの不用品も一緒に処分できる |
デメリット | 費用がかかる トラブルに巻き込まれる可能性がある |
二段ベッドを処分する際、不用品回収業者を利用すれば、手間がかからない、自分の都合に合わせられる、といったメリットがあります。
二段ベッドは大きな家具なので、ある程度解体してから運ぶにしても体力が必要です。自分だけでは難しい、と悩んでいる方にとって、スタッフが搬出から回収まで行ってくれるので、メリットが大きいのではないでしょうか。
デメリットとしては、不用品回収業者選びを慎重に行わないと、悪徳業者によるトラブルに巻き込まれる可能性がある、といった点です。実績や口コミを確認するなどして、信用できる業者を選ぶようにしましょう。
悪徳回収業者にご注意下さい!
不用品回収業者の中には、トラブルにつながる悪徳業者が存在するためご注意ください。
トラブルとして、次のようなものが挙げられます。
・無料回収のはずが、あとから高額な料金を請求される
・見積は他社より一見安いが、搬出だけの金額で、回収・処分は別料金
・回収した品物が不法投棄される
このようなトラブルに巻き込まれないために、業者を選ぶ際には次のような点を確認すると安心です。
料金やサービスを比較するためにも、複数の業者に無料見積りを依頼するのがおすすめです。納得のいく業者を選んで依頼しましょう。
引越しに伴う二段ベッドの処分ならラッコスへ
二段ベッドの処分には様々な方法がありますが・・・
引っ越しに伴う二段ベッドの処分ならラッコスにお任せください!
ベッドだけでなく、学習机などの粗大ごみやその他の不用品をまとめて回収します。分別や解体、運搬は経験豊富なスタッフにお任せ下さい。
さらに、二段ベッドを始め、100以上の幅広い品目で高価買取を実施。出張買取で長年培った経験と再販ルートがあるからこその本格買取が強みです。
大型家具の解体、回収・処分、買取、引っ越し、家電のレンタルまで、窓口1つですべて対応。業者にバラバラに依頼するよりも手間なくお得です。処分にお困りの際は、ぜひラッコスへお気軽にご相談ください。