カーペット・絨毯の処分で、こんなお悩みはありませんか?
- 大きなカーペットの捨て方が分からない
- カーペットが重くて一人では運べない
- カーペットを安く処分したい、できれば無料で
- 引っ越しまで日にちが無いので、急いでカーペットを捨てたい
- 高級絨毯なので、できれば買取に出したい
- カーペット以外にも不用品が沢山ある
引っ越し&不用品回収のプロがお答えします!
ニトリの調査によると、「カーペット・敷ふとん」は処分に困る製品の1位・2位に挙げられています。実際、カーペットには色々な素材のものがあるため、分別に迷いやすいですし、1辺2m以上の大きさになると、重さも15kg前後と重たくなります。
小さく畳めるカーペットであればまだ運びやすいですが、そうでない場合は丸めて長い状態のまま運ぶしかなく、階段で下ろすのもかなり大変です。
そこでこの記事では、引っ越し&不用品回収業界で20年以上の経験を持つ筆者が、カーペットを手間なくお得に処分する方法をご紹介します。できればお金に変えたい方、急ぎで処分したい方、時間がとれずに処分を後回しにしていた方…などなど、それぞれの状況にあった処分方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
カーペット、絨毯、ラグの違いは?
カーペットやラグは、絨毯の一種です。「カーペット」はもともと部屋全体を覆う大きな絨毯を指し、ホテルなどで使われているものが代表的です。一方、リビングなどのアクセントに使う小さめの絨毯は「ラグ」と呼ばれています。ちなみに、キッチンや浴室などの足拭き用マットも絨毯の一種です。
ただ、最近では絨毯よりも「カーペット」という呼び名の方が主流になっています。
カーペットの捨て方は8つ!
カーペットの8つの処分方法をご紹介します。
このように、カーペットの処分方法はさまざまです。それぞれの捨て方について、詳しく見ていきましょう。
自治体に粗大ごみとして回収してもらう
自分で運び出せるようなカーペットであれば、粗大ごみとして出せます。ただし、粗大ごみの収集日は月に1回などと決められているため、急いでいる場合は他の方法で処分しましょう。
例えば、名古屋市では、一辺30cm以上のカーペットは粗大ゴミとして回収してもらえます。カーペットの粗大ごみ手数料は500円です。電気カーペットも、同様の値段で回収してもらえます。
粗大ごみを依頼する流れは下記の通りです。
- 粗大ごみ受付センターへ申込む(収集日の7日前まで)
- 手数料納付券を事前購入する
- 氏名または受付番号を納付券に記入して見やすい場所に貼る
- 収集日に指定の場所へ自分で運び出す
自治体による粗大ごみ収集は、市民サービスの一つとして税金をもとに行われているため、民間業者と比べて安価なのが特徴です。折り畳んだり丸めたりして、ご自身で運べるようなカーペットであれば、粗大ごみで処分するとリーズナブルです。
ゴミ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう
運び出しは自分でやるので処分費用を安く抑えたい。でも粗大ごみの日まで待っていられない。カーペット以外にも処分したいものがいくつかある。そんな方には、ゴミ処理施設に持ち込む方法もあります。
ごみが発生した区の環境事業所に持ち込んで、受付をします。その後、指定の処理施設に持ち込み、処分してもらいましょう。
名古屋市でゴミ処理施設に持ち込む場合、「名古屋市大江破砕工場」に持ち込みます。月~金の受付時間午前8時45分~午後3時40分までに持ち込めば、収集日に関係なく処分してもらえます。粗大ごみ回収日に合わせて持っていくのが難しい方は、こちらの方法を検討してください。
直接持ち込む場合、ごみ処理手数料は10kgごとに200円です。自分で運搬する分、自治体で回収してもらうよりも安くすむ可能性があります。カーペットと一緒に処分したい粗大ごみがあれば、まとめてもっていけるのもメリットです。
小さいものは/小さく切って普通ゴミに出す
カーペットは粗大ごみとして捨てるのが一般的ですが、ラグやマットのようにサイズの小さいものであればそのまま捨てられる場合があります。
例えば名古屋市では、一辺30cm以上のものは粗大ごみ扱いです。そのため、大きなカーペットでも、はさみで小さく切って一辺30cm以内にすれば普通ゴミとして捨てられます。
ただし、かなりの時間と労力がかかることは覚悟しましょう。裁断時に毛やホコリが散乱したり、厚みがあり過ぎてそもそも切れなかったりすることもあります。また、電気カーペットは感電する恐れがあるので、解体するのは止めましょう。
素材によっても変わるカーペットの分別処分方法
カーペットのゴミの分類は、素材によって異なります。最近は、涼感のある竹カーペットや、フローリング風のウッドカーペット、パネル状のものを敷き詰めるタイルカーペット、暖房器具のホットカーペットなど、様々な種類が登場しています。ご自身のカーペットがどんな素材でできているかは、カーペットのタグで確認することができます。
カーペットは、処分方法を誤ると、燃やすときに有害ガスを発生させる恐れがあったり、埋め立てても微生物による分解が進まなかったりするため、正しい方法で処分することが大切です。
以下に可燃ごみ、不燃ごみそれぞれの素材を表にまとめました。
可燃ごみ | 不燃ごみ |
---|---|
・イ草、綿、麻、竹などの植物繊維のカーペット ・ウール、絹などの動物繊維のカーペット ・天然繊維や素材のみでできたカーペット | ・レーヨン、アクリル、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロンなどの合成繊維でできたカーペット ・カーペットの裏地に滑り止めが付いたもの ・正方形のタイルカーペット |
上記の表のように、天然繊維のみで作られたカーペット以外は、通常不燃ごみ扱いですが、ゴミの分別は自治体によって異なるため、必ずお住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。
引っ越し業者に回収してもらう
引っ越しと同時に処分するなら、「不用品回収サービス」を行っている引越し業者にお願いすると手間なく便利です。家具の下に敷いている大きなカーペットでも、引越し時に回収してもらえば、手間なくカーペットを処分できます。
ただし、引越し業者の不用品回収サービスは、不用品回収業者と比べると割高になりやすいのがデメリットです。なぜなら、家庭ごみの回収・処分には許認可が必要なため、こうした資格を持つ不用品回収業者に再委託をして不用品を回収してもらっているからです。
また、引き取り料金が、ホームページに記載されていないことも多いです。そのため、引っ越し業者に実際に見積もりをとって、費用を確認する必要があります。
一方で、引っ越し業者の中には、ラッコスのように不用品の回収や買取、引っ越しまで一社で(一つのグループで)対応しているところもあります。買取品があれば、その分引っ越し費用などが安く済みますし、一社で完結する業者であれば、不用品回収の料金も割安になることが多いため、手間も時間もお金も節約できて一石二鳥です。
買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう
買い替えのタイミングであれば、購入時に古いカーペットを引き取ってくれる店舗もあります。基本的には引き取り料金がかかります。
東京インテリア、大塚家具、共に購入した家具と同等・同数の家具の引き取りサービスを行っています。
販売店 | 引き取り料金 |
---|---|
東京インテリア | ・8畳以下の大きさ 2,000円 ・ウッドカーペット 4,000円 |
大塚家具 | 500円~1,500円 |
どちらの販売店も自治体に引き取ってもらうよりも高くなってしまうので、購入店舗にお願いするならば自治体に任せた方がお得です。
なお、ニトリでも時折、一部店舗限定で買い替え時の引き取りキャンペーンを行っていることがあります。過去のキャンペーンでは、カーペット・ラグなどを9,900円以上購入した場合に、他社製品も含めて無料回収を実施していました。
リサイクルショップや専門店に買い取ってもらう
リサイクルショップなどに買い取ってもらえれば、ちょっとしたお小遣いをもらいながら処分できるので、お得に手放せます。
しかし、カーペットは衛生上の観点から買い手がつきにくいのが実情です。ペットや食べ物の汚れ、タバコの臭いなどがついていたり、長年の使用で毛先がヘタっているようなものは買取対象にはならないでしょう。
カーペットの買取を受け付けているリサイクルショップ自体が少ないですが、カーペット・絨毯の専門店や骨董品店、家具系の買取もしているリサイクルショップであれば、売れる可能性はあります。
・ペルシャ絨毯
・中国緞通(だんつう)
・山形緞通
・パキスタン緞通
・トルコ絨毯
上記のような有名なカーペットや高級絨毯であれば、多少使用感があってもアンティーク的な価値があるため値段をつけてもらえます。これらに該当しない場合でも、流行に左右されないシックなデザインで、状態がいいカーペットであれば、値段がつく可能性があるため、一度査定をしてもらうと良いでしょう。
メルカリやヤフオク!で売る
フリマアプリはリサイクルショップと異なり、自由に販売できるのが大きなメリットです。メルカリ・ヤフオクの主なメリットは、以下の通りです。
・自分で価格が決められる
・リサイクルショップでは買取不可だったカーペットも出品できる
・「梱包・発送たのメル便」が利用できる(面倒な梱包・発送を任せられる)
ただし、時間をかけて出品したとしても、売れるかどうかは分かりません。買い手がつくまで待ちの姿勢となるため、売れるにしても時間がかかります。
使用したものは衛生面が気になる方も多いので、綺麗にした状態で出品するようにしましょう。また、どちらも個人間のやりとりで販売するため、慣れていないとトラブルにつながるかもしれません。
不用品回収業者に引き取ってもらう
カーペットや不用品をまとめて処分するならば、不用品回収業者に引き取ってもらうのもおすすめです。不用品回収業者にお願いすれば、カーペットを自分でカットしたり、折りたたんだり、運んだりする必要がありません。自分で作業を行う必要なく、電話一本で即日処分してもらえます。
「処分方法で悩みたくない」「できるだけ手間や時間をかけたくない」方には最適な方法です。カーペットだけなく、ほかの不用品もまとめて処分してもらえるのでお手軽です。
お部屋の中をまるごと綺麗にしてもらいたい方や、分別方法がわからずにずっと家の中に置きっぱなしにしているものがある方は、不用品回収業者でお手軽簡単に処分しましょう。
悪徳回収業者にご注意下さい!
不用品回収業者を選ぶ時は、悪徳回収業者にあわないように注意してください。優良な業者か確認するには、以下の7点を確かめてください。
不用品回収業者に依頼する際は、上記を確認したうえで行いましょう。しっかり確認を行わなければ、不法投棄や、高額請求する悪徳回収業者に依頼をしてしまうかもしれません。
引越しに伴うカーペット・絨毯の処分ならラッコスへ
カーペット・絨毯の処分には様々な方法がありますが・・・
引っ越しに伴うカーペット・絨毯の処分ならラッコスにお任せ!
カーペットやラグ、絨毯はもちろん、引っ越し時に発生する様々な不用品を一括で回収・処分。自治体回収では対応していない家電リサイクル製品もお任せ下さい。
さらに、ペルシャ絨毯(ペルシア絨毯)、山形緞通、パキスタン緞通などを始め絨毯を幅広く高価買取。長年の経験と再販ルートをもとに、100以上の品目を買取しています。
引っ越しの際の荷物の梱包から、粗大ゴミや不用品の回収・買取、引越しまで一括対応。素早くスムーズな作業で、お客様のご負担を軽減します。処分にお困りの際は、ぜひラッコスへお気軽にご相談ください。