大型家具の処分で、こんなお悩みはありませんか?
- 大型家具や重量家電の運び出しが肉体的に厳しい
- 仕事柄休みが少なく粗大ごみの処分まで手が回らない
- 退去日までに整理や処分をすべて終えるのが難しい
- タンスやソファなど、大型家具を安く処分したい
- テーブルや本棚など売却可能なものは売りたい
- ベッドなど引っ越し当日まで使いたい物がある
引っ越し&不用品回収のプロがお答えします!
引っ越しや家の建替え、家具を買い替える際など、いらなくなった家具をどうやって処分したらいいか分からないとお困りの方は少なくありません。特に部屋から出せないような大型家具は、自分の力だけではどうにもできず、余計に困惑するのではないでしょうか。
そんな方に向けて、この記事では引っ越し&不用品回収業界で20年以上の経験を持つ筆者が、大型家具の処分方法を詳しく解説していきます。
自分だけでは処分できない家具がある、とお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。
大型家具はどうやって処分するの?
引っ越しや家具の買い替え、断捨離をして大きな家具を処分したくなった時、できるだけ費用を抑えたい方は多いです。
「できるだけ安く処分しようと自分たちで運びだそうとしたら、ギックリ腰になってかえって仕事に行けなくなった。」
「家具を運びだそうとして、階段や壁、玄関に傷をつけてしまった。」
大型家具を処分する費用を抑えようとして、かえって高くついてしまったケースは少なくありません。家に傷をつけてしまうと、賃貸なら原状回復のために費用がかかりますし、持ち家で売却を考えている場合は査定額が落ちるリスクも考えられます。
頑張りすぎて腰や肩を痛めると仕事に支障が出て、収入にまで影響が出る可能性もあります。不用品や粗大ゴミを処分する際は、費用だけでなく、無理のない方法を選びましょう。
大型家具の捨て方は8つ!
大型家具の処分方法として、以下の8つについて解説します。
それぞれメリット、デメリットも合わせて紹介しますので、検討する際に参考にしてください。
買い替えなら購入店舗に引き取ってもらう
メリット | 手間がかからない |
デメリット | 費用がかかる 店舗によって引取サービスがない 条件が限られる |
新しい家具の搬入と同時に古い家具を引き取ってもらう方法は、スムーズに家具を入れ替えられる方法です。店舗によっては無料でサービスを行っているところもありますが、有料の場合も。
引取サービスを行っている店舗には次のようなところがあります。
ニトリ 「家具の引き取りサービス」
・料金・・・1回の配送につき4,400円(税込)
・条件・・・買った商品と同数量、もしくは同容量までの物
無印良品 「不用品の引き取り」
・料金・・・3,000円(税込)×個数
・条件・・・注文した商品と「同種」かつ「同数」
条件がしっかり決まっている店舗の場合、古い家具を引き取ってもらえない場合もあります。料金だけでなく、条件もしっかり確認しましょう。
引っ越し業者に回収してもらう
メリット | スムーズに不用品を処分できる 自分で運ぶ必要がない |
デメリット | 費用がかかる 業者によっては回収サービスを行っていない |
引っ越しの荷物と一緒に、引っ越し業者に大型家具を回収・処分してもらえると、自分で運ぶ必要がないので労力がかかりません。処分のタイミングも自分で調整できるため、スムーズなのもメリットでしょう。
不用品の回収については、対応している業者もあれば対応不可の業者もあります。繁忙期には回収を行わない業者や特定の品目しか回収していない業者もあるので、業者のホームページやチラシ、引っ越しの見積りをとるタイミングで確認しておきましょう。
自治体に粗大ごみとして回収してもらう
メリット | 処分費用を抑えられる |
デメリット | 事前に手続きが必要 自分で回収場所まで運ばなければならない 回収まで1週間以上待つ場合がある |
費用をできるだけ抑えたい方におすすめの方法です。
また、処分できるまでに時間がかかるケースが多いため、時間に余裕がある方が向いているでしょう。
名古屋市の場合、粗大ゴミの申し込みは回収日の1週間前まで。自分の都合に合わせて日時を指定できないだけでなく、1週間以上待たないと処分できません。すぐ処分したい、仕事で時間の自由が利かない方には向かない方法と言えます。
また、自宅からの搬出や回収場所までの移動は、すべて自分で行わなければならないデメリットもあります。負担が大きく、体を痛めたり、家に傷がついたりする危険性が高い点を忘れないようにしてください。
粗大ゴミとして収集可能なものは自治体で異なるので、出し方のルールを含めて事前に各自治体のホームページなどを確認してください。例えば名古屋市では「30センチ角を超えるもの」とされますが、北名古屋市では「1辺の長さが1.8メートル以内、重さが50キログラム以下で指定ごみ袋に入らないもの」となっています。
ごみ処理施設に直接持ち込んで回収してもらう
メリット | 粗大ゴミとして回収してもらうより、費用を抑えられる可能性がある 粗大ゴミの回収日を待たなくていい |
デメリット | 大型家具は普通自動車での運搬が難しい 一般の持ち込みを受け付けていない自治体もある |
粗大ゴミとして回収してもらうより、自分でゴミ処理施設に持ち込む方が費用が抑えられる場合もあります。持ち込める時間は決まっていますが、粗大ゴミの回収日を待つより自分の都合に合わせて動けるのもメリットです。
しかし、自治体によっては一般からの持ち込みを受け付けていないケースも存在します。自治体のホームページで受け付けの有無や、回収・処分をしてもらえないゴミの内容を調べてから、持ち込むようにしましょう。
自分で分解・解体してゴミに出す
メリット | 処分費用を抑えられる |
デメリット | 家具を解体するのに手間がかかる 分別に時間がかかる 素材によっては自宅で解体するのが難しい |
木製の家具であれば、時間はかかってもノコギリなどで解体できます。とにかく費用を抑えて処分をしたい方に向いている方法でしょう
しかし、ノコギリを使い慣れていない方にとっては力と時間を使ううえ、怪我をする危険性も。安くすませるはずが、治療費でかえって支出が増える可能性もあります。自宅に解体するための道具がなければ、新たに購入するかレンタルする必要があり、費用がかかる点も忘れてはいけません。
燃えるゴミのサイズは自治体で決まっていて、名古屋市の場合は30センチ角未満です。金具は不燃ゴミになるので、しっかり分別してそれぞれの回収日に出しましょう。
大型家具は何でできている?
大型家具をゴミとして処分しようとする場合、どう分別したらいいか迷うのではないでしょうか。
カラーボックス、棚、ベッド、ソファといった家具は、中心となる素材のほかに固定のための部品が使われていて、ゴミとして処分する場合は別々にしなければいけません。
棚やテーブルといった木製の家具の場合、中心になる素材は木材で燃えるゴミです。燃えないゴミである釘、ネジといった金具をすべて取り外しましょう。
ベッドやソファの場合、複数の素材が使われているので分別が難しくなります。ソファのカバーや中身、ベッドのマットレスの中身は燃えるゴミが大半。しかし、ソファやマットレスの中にスプリングが入っていれば、すべて取り除かないと燃えるゴミには出せません。
また、木材は燃えるゴミに出せますが、自治体によって回収してもらえるサイズが決まっているので注意してください。
リサイクルショップに買い取ってもらう
メリット | 処分までの時間が短い 出張買取サービスを行っている店舗がある 売れれば収入になる |
デメリット | 持ち込んでも買い取ってもらえない場合がある 査定だけでも料金がかかることがある |
リサイクルショップを利用すれば、持ち込んだその日に不用品を処分できますし、売れれば臨時収入になります。
しかし、不用品の状態によっては買取を断られる場合があり、手間だけかかって処分できない結果になる可能性も潜んでいます。
名古屋市にある「買取いちばんドットコム」のように、無料で出張買取をしてくれる店舗を選ぶのも一つの方法です。自分で重い家具を運ぶ必要がなく、査定価格に満足できずキャンセルしたくなっても、追加費用はかかりません。
医療品など買取も回収もできない品物もありますが、ほとんどの品物は回収可能なので、売れなくても処分は可能です。
メルカリやヤフオク!で売る
メリット | 自分で価格が決められる 売れれば収入になる |
デメリット | 売れるかどうか分からない 処分できるタイミングが分からない 出品や梱包に手間と費用がかかる 自分で搬出しなければならない |
人気のあるブランドやショップの家具なら、メルカリやヤフオク!でも高く売れる可能性があります。自分で価格設定ができるのもメリットでしょう。費用を抑えて処分したい方、少しでも収入につなげたい方に向いている方法です。
反面、必ず買い手がつくとは限らない点は忘れないようにしてください。いつ、誰が買ってくれるか分からないため、自分が処分したいタイミングで処分するのも難しいでしょう。
また、売れた大型家具を送るために自分で梱包する必要も。大きな家具であるほど配送料も高くつき、家具が売れた価格より高くつく可能性もあります。
不用品回収業者に引き取ってもらう
メリット | 不用品を回収に来てもらえる、運び出しもしてくれる 自分の都合に合わせて処分のタイミングを決められる |
デメリット | 悪徳業者を選んでしまうと、トラブルになる可能性ある 費用がかかる |
不用品回収業者に依頼すれば、なんといっても手軽に自分のタイミングで処分できます。また、自分で処分しようとすると、自分の体への負担も気になりますし、家やほかの家具を傷つける心配もあるでしょう。その点、「出張回収センター」のようなプロに任せれば養生もしっかり行ってくれるので安心ですし、自分でする作業は指示と見守り程度です。
ベッドやソファ、棚といった大きな家具のほか、家電や自転車なども対象に。業者によって回収可能な品物は変わるので、具体的な内容はホームページなどを確認してください。
デメリットとしては、コストがかかる点と悪徳業者の存在が挙げられます。特に悪徳業者については、不当な費用を請求される可能性だけでなく、不法投棄の危険性もあるため、十分注意してください。
悪徳回収業者にご注意下さい!
不用品回収業者を選ぶ際、最も気をつけたい点は悪徳回収業者の存在です。
大型家具の処分を依頼してしまったために、次のようなトラブルに巻き込まれた方がいます。
・「無料です」と言われたから依頼したのに、あとから高額な費用請求をされた
・回収してもらった家具が不法投棄され、処罰の対象になってしまった
トラブルに巻き込まれないためには、悪質な業者がいる可能性を考慮して、事前に調査をしてから依頼をする慎重さが大切。事前にチェックすることで良質な業者を選べますので、ぜひ一手間を大切にしてください。
いきなり申し込むのが不安な方は、無料の電話・メール見積りや出張見積りを利用し、納得してから申し込むようにしましょう。
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大型家具の処分には様々な方法がありますが・・・
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